こんにちはアシスタントの仙木です!
市販と美容室の白髪染めの違い
『市販の白髪染め』と『美容室の白髪染め』、違いは3つあります。
薬剤成分の違い
技術力の違い
カラー選定の違い
一つ目は薬剤成分の違い
白髪を染めることに適したカラー剤は、ヘアカラー(酸化染毛剤)もしくはヘアマニキュア(酸性染毛料)のいずれかになります。
ヘアカラーの市販品と美容室の薬剤成分の違いの一つとして、内容成分の一つであるアルカリ剤の違いがあります。
アルカリ剤は、染料を毛髪内部に浸透させるためにキューティクルを開く役割を持つものです。キューティクルを開くので、髪にとって良いものではありません。
市販品などで安いヘアカラーは、どんな髪質でも染められらるよう、こういったダメージにつながりやすい原料、成分が多く含まれている場合が多いです。
市販品と美容室品の違いとしては、内容成分による『ダメージの違い』、これが最も大きいです。
二つ目は技術力の違い
美容師は手際の良さ、ムラの無さ、仕上がりクオリティに自信があります。
セルフでも生え際や顔まわりなどの前の方は塗布できますが、後頭部に関してはなかなか難しいのが現状です。
塗布したいところに塗布するという最もシンプルかつ重要なことが美容室ではできセルフでは難しいと思います。
市販品に限らずですが、ヘアカラーというのはキューティクルを開くのでどうしても髪へのダメージがあります。何度も繰り返すことにより、ダメージはどんどん蓄積されていきます!
三つ目は毛髪診断力と薬剤選択力」です。
白髪染めにおいて望み通りの仕上がりにするということは、簡単そうに見えて実はかなり難しいことです。同じ薬剤を塗布しても、元々の髪色によって出る色は違いますし、また髪質によっても変わってきます。
また、同じ人の髪でも、根元と真ん中あたり毛先では、状態が全く違うことが多いです。なのでこういった場合は同じ薬剤で根元から毛先まで塗布するとムラになったりします。
美容室ではそういった状態を毛髪診断で見極め、部分によって使用する薬剤を使い分けたり、調合を変えたりします!
以上の3つのことから市販のカラー剤と美容室のカラー剤の違いでした!
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